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Good Sleep Talk
自分の心と向き合って快適な眠りを
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- 超多忙なスケジュールをこなし,過労で体調を崩したこともあった女優時代から一転,自然の中でのゆったりした生活を始め,同時に「本当にやりたかった仕事」を見つけられた高木美保さんのライフスタイルから,睡眠医学の専門家・清水徹男先生が睡眠障害対処のヒントを引き出す。
- (取材:2004年3月9日)
この対談記事では,内山真先生が主任研究者を務められた,平成11-13年度厚生労働省精神・神経疾患研究委託費研究班により作成された睡眠障害診断・治療ガイドラインに基づいて作られた『睡眠障害の対応と治療ガイドライン』の睡眠障害対処12の指針に関連する箇所に下線を引き,12の指針の中でどれに関連しているかを表示しています。12の指針についてはこちらで紹介しています。
清水─本日は,タレントでありエッセイストとしてもご活躍の高木美保さんに「自分の心と向き合って快適な眠りを」というテーマでお話をおうかがいしたいと思います。
高木さんは1984年に女優としてデビューされて以来,非常に多忙な時期を過ごされました。特にお昼のドラマ『華の嵐』は,若者がビデオの予約録画をして見ていたと言われるほどのブームを起こしましたね。私も当時から精神科医として非常に多忙な生活を送っておりまして,なかなかテレビを見る時間はなかったのですが,そんな私にも,高木さんの当時の華々しいご活躍は記憶に残っているところです。
そして1998年から,高木さんはお仕事の量を制限されると同時に,お住まいを那須高原の方へ移されて,自然の中でゆったり過ごすという大転換をされました。つまり,全く違う2つのライフスタイルを経験しておられるわけですね。
この対談では,高木さんの2つのライフスタイルから主に「眠り」に関する部分を中心としてお話をおうかがいしながら,臨床医の立場から,現代のさまざまな睡眠障害に対処するためのヒントをいくつか提示することができればと考えております。よろしくお願いします。
高木─こちらこそ,よろしくお願いします。
清水─デビュー当時は,どれくらいの睡眠時間でしたか?
高木─20代前半の頃にデビューしまして,最初はそれほど忙しくなかったんですが,例えば舞台の準備に入ると団体行動になりますから,先輩と飲みに行ったりするのも仕事の1つという感じになりますでしょう。それに加えて体力がありましたから,一晩や二晩徹夜しても平気でしたね。楽しかったということもありますし。
清水─私も若い頃は平気でしたね。試験前日の一夜漬けもよくやりました。ただ,後々睡眠医学の研究を進めるにつれ,徹夜の勉強はかえって思考力や記憶力を低下させることを知って驚きましたね。むしろ,憶えたことを脳に定着させるために睡眠が重要な働きをしているんですよ。
高木─そうなんですか! 芸能界ではその点を誤解している人が多いと思いますよ,きっと(笑)















