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Good Sleep Talk
健康的な美と眠り
- 眠りに対してハングリーな私が陥りそうな落とし穴ですね。

高島─例えば,8時間程度は寝ることができているのに,疲れているというのはどういうことなんでしょう。
内山─成人ですと,睡眠不足を感じていない人で平均7時間程度の睡眠です。人間の場合,成長が必要でなくなると,同時に多くの睡眠も必要でなくなるわけですね。ですから,「睡眠時間が何時間」というよりは,やはり睡眠の質が良いかどうかということですね(→「睡眠障害対処12 の指針」1)。
高島─確かに時間よりは,よく眠れたかどうかの方が,起きてからの疲れとかに関係しているような気がします。ですから,仕事仲間との会話なんかでも「昨日はたくさん寝たのに,何か疲れる」のような会話がよくありますね。
内山─眠りの質が悪くて,その結果日中に疲れが取れない原因としてはいろいろ考えられますが,休みの日に遅くまで寝てしまうことで体のリズムがずれてしまい,結局次の日に影響してしまうというパターンが多いですね。
結局,たとえ睡眠不足が続いていても,リズムに沿った一定の長さだけ良い睡眠を取れば借金は徐々に返せるのです。しかし,休みの日に遅くまで寝てしまう方々の場合,リズムを乱してしまい,新しい借金を生み出すことにつながっているわけですよ(笑)。
高島─眠りに対してハングリーな私が陥りそうな落とし穴ですね。
内山─それから,コーヒーや栄養ドリンクに含まれているカフェインは,意外に知られていないのですが4-5時間作用するんです。ですから,寝る時間に割と近いときに飲むコーヒーというのは,眠ったあとに効いてきて,眠りを浅くする作用があるんです(→「睡眠障害対処12 の指針」2)。
高島─ええーっ。最近少し風邪ぎみなので,寝る前に毎日栄養ドリンクを飲んでるんですよ。寝る前に飲むのはちょっと考え直します(笑)。
内山─あれは,起きていなければいけない時に飲むものなので,寝るときには飲まない方がよろしいでしょう。むしろ,そんなときにはあたたかい牛乳の方が適していると思いますよ。
高島─分かりました。それにしても,睡眠不足を借金にたとえるお話は,本当に目から鱗が落ちました(笑)。
内山─意外に知られていないんですよ。例えば,昼寝というのも借金返済にはならないんですよ(→「睡眠障害対処12 の指針」7)。
というのは,さきほども申し上げたように,昼間の眠気はごく正常なリズムなので,眠くなっても少し経つとすぐに目が覚めてくるからです。ですからむしろ,その時間をうまくやり過ごして気持ちよく過ごす方が,体内時計のリズムを良くするんですね。ただし,その昼間の眠気が仕事や学業に差し支える程度のものであれば,専門医に相談する必要があります(→「睡眠障害対処12 の指針」10)。
それから,寝る前にお酒を煽ったりするのも,眠りの質を下げることにつながるのでやめた方がいいですね(→「睡眠障害対処12 の指針」11) 。















