- 睡眠時無呼吸症候群(すいみんじむこきゅうしょうこうぐん)
- 睡眠時に呼吸が頻回に停止する疾患。厳密には、睡眠時に10秒以上の無呼吸が睡眠1時間あたり5回以上みられる場合を指す。原因によって3パターンがある。(1)上気道(鼻から気管支に至る空気の通り道)がつまってしまう閉塞型、(2)呼吸中枢の機能が低下している中枢型、(3)それらの混合型である。(1)および(3)は肥満あるいは高齢の男性に多くみられる。睡眠時無呼吸症候群には筋が弛緩して気道の閉塞を促進しないように、筋弛緩作用の弱い睡眠薬が好ましい。