
令和元年の国民健康・栄養調査報告(1日の平均睡眠時間:20歳以上の男女5,701人を対象)によると、1日の睡眠時間が6時間未満の男性は37.5%、女性は40.6%とされています1)。
「あなたの睡眠の確保の妨げとなっていることは何ですか(複数回答可)」という質問に対して、「特に困っていない」と回答した男性は47.2%、女性は43.6%でした。
睡眠の確保の妨げとなる点について、年齢階級別で集計したところ、多くの年代で男性が「仕事」「就寝前の携帯」を選択していたのに対して、女性は年代によって変わるものの、20代から50代は主に「仕事」「家事」「育児」「就寝前の携帯」を選択していました(図)。
睡眠の確保の妨げとなる点(複数回答可)

*1:通勤通学の所用時間
*2:睡眠環境(音、照明など)
*3:就寝前に携帯電話、メール、ゲームなどに熱中すること
生活習慣調査票の問12「あなたの睡眠の確保の妨げとなっていることは何ですか(複数回答可)」に回答した5,697人を対象に集計した。
厚生労働省. 令和元年国民健康・栄養調査報告 第3部 生活習慣調査の結果 p. 187(第81表)より作図
また、日本人2,614人を対象にした調査では、「寝つきにくい(入眠障害)」「途中で目が覚めて眠れない(中途覚醒)」「朝早く目覚めて眠れない(早朝覚醒)」という質問に対して、「しばしばある」または「いつもある」と回答した女性は、男性より3~4割多い結果でした2)。
令和2年と令和3年は、新型コロナウイルス感染症流行の影響で国民健康・栄養調査は実施されなかったものの、不眠症などの睡眠障害は、災害後は一時的に増加すると考えられています3)。
詳しくは、「災害時の睡眠 危機に備えて変化する」を参照ください。
- 1)
- 厚生労働省. 令和元年国民健康・栄養調査報告 第3部 生活習慣調査の結果 p. 185(第79表)、187(第81表)
- 2)
- Itani O et al. Sleep Med. 2016: 25: 130-8
- 3)
-
文部科学省ホームページ「在外教育施設安全対策資料【心のケア編】」 第2章 心のケア 各論
(https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/002/003/010.htm)2024年12月













