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睡眠トピックス

ドクターからのメッセージ

第9回
ここぞというときに最大のパフォーマンスを発揮するための生体リズムとは~トップアスリートに学ぶ体調管理のコツ~

早稲田大学スポーツ科学学術院 教授
早稲田大学スポーツ科学未来研究所 所長
内田 直 先生より

トレーニングだけでなく、睡眠ー覚醒リズムの調整も重要

睡眠は、集中力・記憶力など社会生活機能全般に影響を及ぼすとされています。また、十分な睡眠時間を確保するとスポーツの競技成績が上がるという報告もあります。
経験的には、人間の頭や体がしっかり働くようになるまでには、起床後2~3時間くらいかかるといわれています。スポーツ選手にとって、試合開始時間に合わせてトレーニングと睡眠をうまくコントロールすることは、新しいスポーツ科学分野での重要な取り組みとなっています。
生体リズムはスポーツパフォーマンスにも多くの影響を与えるため、海外遠征などの時差に伴う生体リズムの乱れ等には早急に対応する必要があります。生体リズムに重要な因子である「光」を用いて、睡眠医学をスポーツ科学に応用した例があります。

【例】国際試合を行う選手に日本にいるときから現地の時間に合わせる操作を
「光」を用いて行った。
→ 時差対策ができ、パフォーマンスがあがった。

このように、最高のパフォーマンスを発揮するために睡眠-覚醒リズムの調整は重要な意味を持っています。

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