監修:日本大学医学部 客員教授・東京足立病院 院長 内山 真 先生
その他の睡眠障害
むずむず脚症候群とは
眠ろうと床に就くと、足に、むずむず感・何ともいえない不快感・虫がはう感じなど異常な感覚があり、じっとしているのがつらく入眠できません。
これらの症状は、体を動かすことにより多少改善しますが、安静にしていると再び発現します。
不調が続くようなら、あなたの症状を医師に相談することをお勧めします。
周期性四肢運動障害とは
夜間睡眠中に、足や手がぴくついて何度も目が覚め深く眠れない。
これらの症状は自分の意思とは関係なく、足や手に繰り返し現れます。
不調が続くようなら、あなたの症状を医師に相談することをお勧めします。
睡眠時随伴症とは
睡眠中、あるいは入眠時、睡眠からの覚醒時に起こるさまざまな望ましくない現象の総称です。
代表的なものは以下の4つです。
- 主に学童期に見られる。夢遊病ともよばれ、深睡眠中に始まる一連の複雑な行動を示す。
- 手足を動かした後、同じ動作を繰り返したり、歩き回ったりする。
- 主に学童期に見られる。夜驚症ともよばれ、睡眠時遊行症と同様、深睡眠中に始まる。
- 悲鳴や泣き声が睡眠中に突然出現し、起き上がり寝ぼけた状態で時に錯乱状態となる。
- 睡眠中に鮮やかで生々しい夢を見て強い不安、恐怖、生命の危険などを感じてうなされて覚醒する現象。
- レム睡眠中の夢が行動となって現れてしまう現象。夢を見て大声で寝言を言い、手足をばたつかせたり体を激しく動かしたりすることがある。
不調が続くようなら、あなたの症状を医師に相談することをお勧めします。